因果応報と承認欲求

因果応報とは、過去や前世での考えや行いに応じて、必ずそれ相応の
報いがあるということで、本来は、よい行いをしてきた者にはよい報いが、
悪い行いをしてきた者には悪い報いがあるという意味でしたが、現在では
悪い行いをすれば悪い報いを受けるという意味で使われているようです。

今の状況で思いだしたことがあります。

10年位前、ある外資系の会社が日本に進出する際、その会社の社長の
秘書として派遣で仕事をしたことがありました。
1年位働き、その後母の調子が悪くなったため契約を延長せず、業務を
後任の方に引き継いだ時のことです。

後任の方が秘書経験が浅いとのことでしたので、細かい業務マニュアルを作り、
全体の流れを説明してから、マニュアルに沿って引継ぎをしたのですが、
今思えば、後任の方もしんどい思いをしていたのかもしれませんね。

当時は私もまだ若く、生意気でエネルギーもありましたが、今ではすっかり
枯れてしまい、たいていの仕事は代わりがきくし、人の評価は水物だという
思いがあるので、自分に下される評価に対して無頓着になりつつあります。
知らず知らずそういう思いがにじみ出てしまって、承認欲求が強い今の前任者を
いらつかせているのかもしれません。

ちなみに、承認欲求ですが、他人から認められたいという欲求が他者承認で、
自分の存在が理想とする自己像と重なるか、あるいは今の自分に満足しているか
という基準で自分自身を判断することを自己承認と言うそうです。

当時の自分に悪意があったわけではないので、因果応報の言うところの
悪い行いとは思いたくないですが、逆の立場に立つことによって、当時の
自分をかえりみるきっかけにはなりました。

せめてこういう経験が何かにつながっていく、もしくは過去の失敗がチャラに
なることを願って、この騒動からそろそろ卒業したいです。


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# by downhill50 | 2017-03-23 11:06 | 私が勝手に思うこと | Trackback | Comments(4)

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