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レタス言葉とラ抜き言葉

皆さん、気づかないうちに間違った日本語使っていませんか?

今日、私は自分の使っていた日本語が間違っていたことに
気付き、赤面しました。

その間違いとは…

例えば、すごく忙しくて、やっと時間が調整できた時、
「明日コンサートに行ける。」と言いますか?
それとも、「明日コンサートに行かれる。」と言いますか?

正解は、「行ける。」です。(行かれるは間違いです。)
私は「行かれる。」を普通に使っておりました。

細かいことは文法の説明になってしまうので割愛しますが、
こういう間違った日本語、気になりませんか?

最近よく耳にするのは、「食べれる。」じゃないでしょうか?
「そのお肉まだ食べれるよ。」とか、「もっとたくさん食べれるよ。」とかの
いわゆる可能を表す「ら抜き言葉」です。

NHKは頑なに話者が「ら抜き言葉」で話していても、テロップには「ら」を入れて
放送していますが、民法ではそのままにしているところが増えているようです。

日本語は複雑で、可能形、受身形の区別が難しいのですが、「抜き」言葉を
使うと実はわかりやすかったりしますね。

牛が食べれる(受身・可能)
牛が食べれる(可能)→牛が食べれる(ら抜き言葉・可能)

どうでしょう?らを抜くと受身の要素は消えますよね。
(あくまでも正しい使い方ではありませんが。)

それと同時にレタスという日本語の使い方も増えているようです。
(レタスというのは、を足すからきています。)

例えば、動けるを動ける、読める、行ける、などです。

ら抜き言葉は若い人が使う印象ですが、このレタス言葉は
年齢を問わずに広まっているようです。

ちょっと聞きかじった話なので、間違っていたら恐縮ですが、
〇〇欲しい、〇〇欲しい。
前者が正しいのですが、とある賞の作品でカウントしたところ
「を」を使っている方が多かったそうです。

言葉は生き物なので、多少の変化は必要なのでしょうが、できるだけ
正しい日本語を使い続けていこうと自分を戒めた一日でした。
(どの口が言うか!とは言わないで…)



# by downhill50 | 2018-02-05 18:55 | 私が勝手に思うこと | Comments(8)

50代 人生の緩やかな下り坂から思うことを綴るブログです


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