「嘆きの美女」を読んで

いまだ読書熱は冷めておらず、今は柚木麻子さんの本を
読んでおります。

最近は、この本どんな本だろうというワクワク感より、大体の
あらすじがわかった上でないと本が読めなくなっています。
自分の精神状態によって、本の内容を受け止められなかったり、
落ち込んだりしてしまうことが増えたからです。

柚木麻子さんの作品を系統立てて読んだわけではないのですが、
基本サクセスストーリーなので安心して読めています。

スタートは「ナイルパーチの女子会」でした。
簡単に言うと、人気ブロガーとその読者が実際に会って親しくなり、
徐々にゆがんだ関係になってしますというお話です。

今日読み終わったのは「嘆きの美女」なのですが、こちらはNHKで
ドラマ化されていたのですね。
心も見た目もブスな主人公がネットに悪口かきつらねながらも、
ある出会いで成長していくというお話です。

はたから見たら、うらやましい人生を送っているように見える人も
実は悩みがあったり、どす黒い気持ちが渦巻いていたりするという
普通のことが見えなくなり、心が病んでしまったり、自分を無価値に
感じたりするのは日常茶飯事に起こることです。

主観ですが、この小説ではそういうネガティブな気持ちをソフトに
ユーモアをまじえて描いているので、救いや希望がありますが、
読み手や読み方によっては重たいテーマです。

「ランチのアッコちゃん」から始まるアッコちゃんシリーズも、
元気のない人たちが、ある出会いをきっかけに自分の進む道を
見つけるというようなビタミン小説なので、ちょっと元気が
欲しい時ににはお薦めです。



[PR]
# by downhill50 | 2017-02-03 10:17 | 読書 | Trackback | Comments(0)

50代 人生の緩やかな下り坂から思うことを綴るブログです


by downhill50
プロフィールを見る