絶縁状~「ツバキ文具店」より
2017年 07月 06日
少し前、NHKで「ツバキ文具店」が放送されていたのは
記憶に新しいと思います。
その中の一話に友人に「絶縁状」を出すという話があり
ました。
その時は、どうしてそこまで依頼者がエキセントリックな
反応をするんだろう?具体的に何があったのだろう?と、
見終えましたが、原作を読んでも、そのモヤモヤは
消えませんでした。
逆を言えば、ポッポちゃんが書いた様々な手紙の中で、
この絶縁状だけが棘のように心に刺さったのです。
今回東京で学生時代からの友人に会った時に、絶縁状を
出そうと思った人の気持ちが腑に落ちた気がしました。
何十年も築き上げたきた友情を、小さな心のしこりの
ために、手放す勇気は私にはないけれど、だからといって
若い頃のようにピュアな気持ちではもう付き合えないのだと
気付いてしまいました。
原作には、「心のどこかを誤魔化せば、そのままの関係を
続けられるのかもしれない」とあります。
もう少し年を重ねれば、若い頃のように、素のままでいられる
友情が戻るのでしょうか?
でも今は無理。
本のように絶縁状を出すわけではありませんが、しばらく
この友情を寝かせようと思い始めている自分がいます。
悲しいというより、清々しいです。
ここのところ、色々なことで自分の背中を押す風が
吹いていると感じています。
自分の心を緩めてあげる。きっとこれもその一つ。
記憶に新しいと思います。
その中の一話に友人に「絶縁状」を出すという話があり
ました。
その時は、どうしてそこまで依頼者がエキセントリックな
反応をするんだろう?具体的に何があったのだろう?と、
見終えましたが、原作を読んでも、そのモヤモヤは
消えませんでした。
逆を言えば、ポッポちゃんが書いた様々な手紙の中で、
この絶縁状だけが棘のように心に刺さったのです。
今回東京で学生時代からの友人に会った時に、絶縁状を
出そうと思った人の気持ちが腑に落ちた気がしました。
何十年も築き上げたきた友情を、小さな心のしこりの
ために、手放す勇気は私にはないけれど、だからといって
若い頃のようにピュアな気持ちではもう付き合えないのだと
気付いてしまいました。
原作には、「心のどこかを誤魔化せば、そのままの関係を
続けられるのかもしれない」とあります。
もう少し年を重ねれば、若い頃のように、素のままでいられる
友情が戻るのでしょうか?
でも今は無理。
本のように絶縁状を出すわけではありませんが、しばらく
この友情を寝かせようと思い始めている自分がいます。
悲しいというより、清々しいです。
ここのところ、色々なことで自分の背中を押す風が
吹いていると感じています。
自分の心を緩めてあげる。きっとこれもその一つ。
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at 2017-07-06 10:36
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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ukico32744 at 2017-07-06 16:29
ワタシたちくらいの年齢になると、お友達も自然に淘汰されてきますよね。
「絶縁状」を出さなくとも、音信が自然に遠ざかり、自然消滅です。
そこまで人間関係って、杓子定規で測れなくて、曖昧な線引きがいい場合もありますよね。
ポッポちゃんの「絶縁状」は小説だからこその世界と読んで思いました。(^^;
「絶縁状」を出さなくとも、音信が自然に遠ざかり、自然消滅です。
そこまで人間関係って、杓子定規で測れなくて、曖昧な線引きがいい場合もありますよね。
ポッポちゃんの「絶縁状」は小説だからこその世界と読んで思いました。(^^;
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downhill50 at 2017-07-06 16:44
> ukico32744さん
そうですね。淘汰されていく友人たちと同じ位新しい出会いがあれば
いいのですが。少しのほころびから、過去の自分まで否定しないように、
今は、手放すことにします。
ポッポちゃん、久しぶりに感情移入できた本だったのかもしれません。
そうですね。淘汰されていく友人たちと同じ位新しい出会いがあれば
いいのですが。少しのほころびから、過去の自分まで否定しないように、
今は、手放すことにします。
ポッポちゃん、久しぶりに感情移入できた本だったのかもしれません。
Commented
at 2017-07-06 20:33
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
by downhill50
| 2017-07-06 10:04
| 私が勝手に思うこと
|
Comments(4)